ばらまき。

土曜日は今月２回目のデートでした。

久々、２回目ということあってか、彼は楽しみにしていたようで…。

『…絶対、２人になろうな…。』


と、事前から言っていたのです。



今回は、デートはデートでも、同僚たちと楽しんでからいつものコース行き。


彼の事前計画では抜けることを想定してたようです。

同僚たちと和気藹々と過ごしているうちに、思ったより時間がオーバーしていたみたいで…。


１軒目を出るときに、彼の部下たちが『次、行きましょうよ〜。』と言っているにもかかわらず、彼は、『もう寝る…。』の一点張り。

部下に一万円を渡すと、『asちゃんに送ってもらうから。』と言ってその場を後にしました。


私からすれば、嬉しいのもありますが、微妙なカンジでした…。
彼は本当にとてもいい上司なので、部下が話を聞いてほしい気持ちも解るから…。

『…いいんですか？きっと、彼たちはあなたにお話しを聞いてほしかったんだと思いますよ。』
と、それとなく言ってはみるのですが、彼の言葉は『いいの…。』


そこで、２人っきりになれるかと思えば、同僚の一人が家族の迎えが来るというので一緒に待っていることに…。（その時点で、店はでているんだけど。）


寒いから別の店で待とうかと言うことになり、２軒目へ…。



…ところが…。

さっき別れたはずの同僚（彼と次へ行こうと言った人たちとは別の同僚たち）が…。

彼の顔を見れば『あちゃ！』っといった顔。


『あれ？タクシー拾って帰ったって聞いてたんですけど？』
私が言うと、同僚たちが『ちょっと、話し込みたいこともあるだろ？』なんてことを言って…。

結局、２軒目同僚３人と、私と彼、お迎えにきた奥様とでつまみながらお話しをちびりちびり…。



上司である以上、自分がお金を出さないと、思っている彼です。
その席を立つときも、支払いはしっかり済ませて、その席も後にします。




…時間を見れば、午後12時…。彼的にはもう、睡魔が襲っている時間であることは間違いないんです。だけど…。



しっかり、愛してくれました。
途中、眠ってしまってましたが…。


LHの支払いの時、予想外の出費がいったせいか？お財布にお金がなかった彼…。


『…すまん…。』


…笑ってしましまいました。
妙に、こういったことがあるとつい、笑ってしまう私。

そして、どことなく彼が可愛らしく思えるのです。
変かな？

いいオヤジなのに、妙に素直で…、以上に見栄っ張りで…。